小2の息子が学校に行けなくなったとき、私は「働きたい、でも今はそばにいてあげたい」という矛盾した思いで揺れていました。
外に働きに出れば子どもが不安定になり、家にいれば家計と将来への不安で焦る。
同じように悩むお母さんは、とても多いと思います。
この記事では、私が経験した多くの失敗談と、その末にたどり着いた「ブログ×ウェブライター」という在宅ワークについて、厳しさも含めてリアルにお伝えします。
不登校支援の現実:呼ばれなくても「目が離せない」日々がある

不登校になった当初、息子は「来て」「そばにいて」と呼ぶタイプではありませんでした。
でも、メンタルが落ち込んでいた時期は、何をするか分からない不安定さがあり、目を離すのが怖いという日が続きました。
呼ばれないからといって安心できるわけではなく、「そばにいることそのもの」が支援になる時期があるのだと痛感しました。
そして私がパートに出始めると、毎日のように電話がかかってくるようになりました。
「お腹痛い」
「なんか変な音が聞こえる」
「なんとなく不安」
そんな理由がほとんどで、きっと息子なりに必死にバランスを取っていたのだと思います。
こうした「不登校支援の現実」を踏まえると、長時間の外出や、時間が固定された働き方は難しいというのが正直なところでした。
私が経験した仕事と「外で働くこと」の限界
不登校の子どもを抱えていると、「いつでも辞めやすい仕事」「急に休んでも迷惑がかからない仕事」を選ばざるを得ませんでした。
当時の私は一般事務しか経験がなく、特別なスキルも資格もありませんでした。
本当は外で働きたいわけではなかったのですが、在宅でできる仕事の知識もスキルもなく、選択肢が外で働くことしかなかったのが正直なところです。
それでも家計のことを考えると働かないわけにはいかず、「すぐ辞められる・単純作業・未経験OK」という条件で仕事を探しました。
なぜなら、子どもの状態によっては、明日にも辞めなきゃいけない可能性があるかもしれないと感じていたからです。
そんな基準で選んだ仕事がこちらです。
■ 冷蔵倉庫(軽作業)
「未経験OK」「単純作業」「人数が多いためすぐに休んでも代わりがいる」という理由で選びました。
しかし実際は、
- 体力的にきつい
- 職場の人間関係が複雑
- 夜勤は生活リズムが崩れる
という問題が重なり、精神的にも追い詰められました。
■ 荷物仕分け(運送会社)
こちらも「単純作業で辞めやすい」ことが決め手でした。
社員サポートの立場だったため急な休みには理解がありましたが、
- 体力的に続かない
- 腰への負担が大きい
- 疲労が大きい
という理由で長く続けることはできませんでした。
■ メルカリの不用品販売
家でできるし、不用品であれば在庫も自宅にある。
「これなら子どもに合わせてできる」と思って始めました。
しかし実際には、
- 写真撮影
- 商品説明
- 梱包
- 発送
- ユーザーとのやり取り
など、想像以上に細かい作業が多くあります。
さらに、不用品が尽きたあとは仕入れが必要になります。
仕入れ先を探すにはリサーチが欠かせません。
家で調べるだけでは限界があり、実際にはリサイクルショップを何軒も回って価格を比較する必要があります。
そうなると、長時間の外出が必須になり、結果的に「外で働くのと変わらない」。
さらに、仕入れをするとなると古物商許可証も必要になるため、本格的に不用品販売をするのは難しいと判断しました。
子どもの状態に合わせて動きたい私には、この働き方は現実的ではありませんでした。
■ クラウドワークスのデータ入力
「スキル不要」「すぐ始められる」という理由で挑戦しました。
しかし、スキル不要のデータ入力などの案件は単価が低く、時給換算すると数十円になることもあり、焦りだけが募って挫折しました。
ここでの気づき
これらの仕事を選んだ理由はすべて、「不登校の子どもに合わせて、すぐ辞められる仕事」だったということ。
でも実際には、
- 体力が削られる
- 生活リズムが崩れる
- 精神的に追い詰められる
という理由で、どれも長く続きませんでした。
ここで私はようやく、「外で働くしか選べなかった自分」から抜け出さなきゃいけないと気づきました。
本当は外で働きたいわけじゃない。 でもスキルがないから仕方なく外に出ていた──その現実を、ようやく認められた瞬間でした。
不登校の親に向く仕事の条件
失敗を重ねる中で、続けられる働き方には共通点があると気づきました。
- 自宅でできる
- 時間が自由
- 子どもが不安定でも中断できる
- 体力を消耗しない
- スキルが積み上がる
この条件を満たす働き方は、不登校家庭と相性が良いのですが、スキルがない状態でいきなりこうした仕事を請け負うのは難しいのが現実です。
最終的にたどり着いたのは「ブログ」

試行錯誤の末にたどり着いたのが、ウェブで文章を書く仕事でした。
ただし、「簡単に稼げる」わけではありません。
ブログは「自分の資産」であり「名刺」
私は今、ブログを運営しています。最初の2年は収益がほぼゼロでした。
しかし、ブログには他にはないメリットがあります。
- 納期がない:子どもの機嫌が悪い日は、1文字も書かなくていい
- 経験が武器になる:不登校の悩み自体が、同じ境遇の人の役に立つ
- ポートフォリオになる:「私はこれだけの文章が書けます」という証明書になる
- 知識が付く:人に伝えるように文章を書くので、分かりやすく伝えるスキルが付きます。
ウェブライターは「修行」と「確実な収益」
私自身はライター活動はしていませんが、ブログと並行することで、「もっと早く成長できたかもしれない」と感じる場面が何度もありました。
ライターの仕事は、文章の基礎やSEOの考え方を「実践しながら学べる」ため、 ブログだけで独学するよりも圧倒的に伸びやすい働き方です。
だからこそ、 ブログを軸にしつつ、収益やスキルに不安がある人はライターを併用するのがおすすめという結論にたどり着きました。
「文章の仕事」を始める現実的なステップ
「文章の基礎なんてない」という状態から、どうやって収益を得られるようになったのか。
具体的なステップはこちらです。
- まずは無料ブログを開設する
収益を急がず、自分の思いを言語化する練習をする。 - クラウドソーシングに登録する
アンケートや体験談など、SEO不要の超初心者案件からスタート。 - ブログを実績にして応募する
少しずつ「不登校」「子育て」ジャンルの記名記事などへシフト。
「ブログの作り方が分からない…」という方は、まずは無料のASPに登録してみると、仕組みが理解しやすいです。
私も最初はA8.netに登録して、ブログの収益の仕組みや文章の書き方など基礎的な部分から勉強しました。
年会費も無料なので、最初の一歩としては安心です。
注意:不登校の親を狙う「甘い誘い」
精神的に疲れている時は、「スマホだけで月収50万」「未経験でも初月から稼げる高額講座」
が魅力的に見えます。
でも、ブログで初月から高額を稼ぐのは現実的ではありません。
正直、どんなに経験豊富なウェブライターでも、初月で大きく稼ぐことはほとんどありません。
なぜなら、Googleに記事を評価されるのに時間がかかるからです。
しかし、収益化は時間がかかるものの、学びながら少しずつ増やすことは可能です。
まとめ:子どもの「おかえり」を家で言える働き方を
外での失敗も、家での試行錯誤も、すべては 「自分と子どもに合った働き方」を見つけるための大切なプロセス でした。
- 外の仕事で挫折しても自分を責めない 不登校家庭では「働き方の条件」がそもそも違うから。
- ブログは「資産」、ライターは「スキルアップ」 どちらも少しずつ積み上がり、未来の選択肢になる。
- 「基礎を学びながら少しずつ」が、結果的に一番の近道 焦らず、でも止まらずに進めばちゃんと形になる。
最初は時給換算すると悲しくなるかもしれません。 でも、子どものそばで「お疲れ様」と言いながら、 自分の力で1円を稼ぐ経験は、大きな自信になります。
今日できる一歩は、ほんの数行でもいいから 「今の気持ち」をブログに書いてみること。 そこから何か未来が開けるかもしれません。
▶実体験を交えた不登校の家庭生活のまとめはこちらからどうぞ



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