「うちの子、学校に行かないのにムカついてしまう…」 そんなふうに感じてしまう日は、誰にでもあります。
不登校の子にイラッとするのは、 “行かないこと”そのものよりも、 期待や労力が裏切られたように感じる瞬間があるからなんです。
この記事では、 不登校の子にムカついてしまう理由と、 親の心を守るための考え方をまとめています。
不登校の子にムカつく瞬間はどんなとき?

友達と遊んで帰ってきたあと、やけに明るい日があります。
「明日学校行くわ!」
その一言で、胸の奥に小さな希望が生まれることがあります。
期待しないようにしていても、どうしても期待してしまうんですよね。
しかし翌日、昼過ぎまで寝ていて、起きたと思ったら、
「マジでこの世の終わりくらいだるい」
「もう人生でやりたいこと何もない」
そして用意したごはんを見て、
「え?⋯魚?そんなのいらない」
その瞬間、 胸の奥に、小さな火種がパチっと飛び散った感覚がありました。
怒鳴りたいわけでも責めたいわけでもない。 でも、確かにそこにある違和感がしばらく消えません。
「甘やかし」に見えるかもしれない…でも違う
第三者から見ると、 昼まで寝て、夜は元気で、休みの日は友達と遊びに行く。
そんな姿は「甘やかし」に見えることもあります。
不登校の家庭は外から見える情報が少ないため、 “表面だけ”で判断されやすいんです。
「じゃあ強く言えば?」
「甘やかしてるだけじゃない?」
「だから不登校なんじゃない?」
そんな声が、親自身の心の中に浮かぶ日もあります。
でも、長く向き合ってきた家庭ほど分かることがあります。
- 言っても変わらない
- 言えば関係が悪くなる
- 言えば子どもが潰れる
- 言えば親も削られる
だから「言わない」を選ぶ家庭もあります。 これは甘やかしではなく、 親が自分を守るための選択なんです。
▶不登校が甘やかしではないと思う理由は、こちらに書いています。
子どものことを受け止められない日もある

子どもは昨日、本気で「行く」と思っていたのかもしれません。
でも翌朝、身体も心も動かないことがあります。
気力や不安や体力の波があるのも、頭では分かっています。
でも、 親のほうに余裕がない日は、その事情を受け止める場所がありません。
「行くって言ったのに⋯」
「またか…」
理解はできても、感情は別です。
分かっていてもムカつく日があります。
それでもムカつく日があったっていい
ムカつく日があってもいい。
怒りが湧いてしまう日があってもいい。
親だって人間だから、ツラいときはツラい。
それでも毎日ごはんを作り、 同じ家で暮らして、 声をかけ続けている。それだけで十分向き合っている証拠だと、私は思います。
▶不登校の家庭での接し方は、こちらにまとめています。


