不登校で勉強しない子どもを見て、「これは甘えなのでは?」と悩むのは当然です。
私自身、6年間の不登校息子を前に、寄り添いたい自分と「いい加減にしろ」とぶん殴りたくなる自分の間で何度も揺れ動いてきました。
結論から言うと、元気なのに勉強しない場合、それは心理的な「甘え(依存)」の段階かもしれません。しかし、そこを無理に叩くと逆効果になるのが不登校の難しさです。
この記事では、格闘の末に見えた「甘え依存型」への対処法と、親が壊れないための考え方を正直に綴ります。
不登校で勉強しないのは「甘え」と言い切れないけれど……

不登校はさまざまな理由で起こるため、勉強しない理由をすべて「甘え」と決めつけることはできません。
精神面が弱っているときに机に向かえないのは、ある意味、体調不良と同じだからです。
しかし、うちの息子は精神面も安定し、好きなことをしている間はイキイキしています。それなのに「勉強」にだけは、驚くほど拒否反応を示す。
ハードルをどれだけ下げても、やろうとしない。そんな状況が続くと、親として「これって、ただの甘えなんじゃない?」と思わざるを得ないのが現実です。
元気なのに勉強しないのはなぜ?見えてきた「甘え依存型」の傾向
明るく会話もでき、食欲もある。それなのに勉強だけはやらない。
わが子を見ていると、競合サイトや分析データでもよく目にする「甘え依存型」の傾向があるように感じます。
自分から何かを始めようとせず、他者からの働きかけがないと行動しない。
私が隣に張り付いて教えたり、本気で怒ったりすれば、それなりの速さでこなします。つまり「できない」わけではなく、「自分一人で努力することを避けている状態」なんです。
好きなゲームには驚くほどの集中力を発揮するのに、「義務」や「努力」が伴うことには途端にシャットダウン。
親が不在の間に隠れてゲームをしているのを見つけると、「はぁ?」という怒りが込み上げてきます。
「親の責任」という言葉にえぐられる毎日
「そんなに甘えてるなら、もっと厳しく怒ればいいじゃない」
そう思う人もいるかもしれません。私だって、何度もそう思いました。でも、不登校の子育てはそんなに単純じゃないんです。
厳しくしすぎれば、子どもは家庭という唯一の居場所を失い、さらに深く沈んでしまう。
かといって、優しくしすぎれば、ただの「甘え」を増長させてしまう。
毎日、薄氷の上を歩くようなこのバランスの取り方。正解なんてどこにもなくて、ただひたすら、その日の子どもの顔色と自分の限界の間で揺れ動いています。
正直、世間が言う「見守り」や「責任」なんていう日本語の意味がわからなくなるほど、現場は切実なんです。
型に当てはめすぎない勇気
今回、色々な事例を調べる中で、「甘え依存型」や「混合型」といった言葉をたくさん目にしました。
「うちの子は、ただの『甘え』なのか、それとも何かに『依存』しているのか。あるいは、気質(HSP)と甘えが混ざり合った『混合型』なのか。
そんな風に型に当てはめて悩む時期もありましたが、結局のところ、目の前の息子の状態を見て、一つずつ留意点を確認していくしかない状態です。
しかし、視野を広げると不登校は昔から存在し、海外にも学校と距離をとる子どもがいることが分かりました。
▶気になる方は、こちらもご覧ください。
回復には「段階」がある。わずかな成長の兆し
分析データによると、不登校の回復にはいくつかの「段階」があると言われています。
今の息子は、まだ「勉強」という高い負荷に耐えられる段階ではないのかもしれません。
そんな中でも、変化はありました。
「勉強しないなら家事をしなさい!」と爆発したことがきっかけで、たまに自主的に「手伝おうか?」と声をかけてくれるようになったのです。
受験勉強には直結しませんが、「自分の足で生きる力」としての成長を感じた瞬間でした。
▶不登校の段階についてはこちらの記事をご覧ください。
まとめ:親の役割は「生きる力」を授けること
今の息子の状況だけを見れば、やはり「甘え」から来ている部分は大きいと感じています。
でも、親としての役割は、単に勉強させることではなく、社会の中で「自分の足で生きていける力」を大人になるまでに身につけさせることです。
不登校の勉強については、親が無理に教えるよりも、「親の対応と学校との連携」を通じて、外部の力(通信制や家庭教師など)を検討する時期なのかもしれません。
今日もまた、怒りで震える夜が来るかもしれません。
でも、もし同じように「ぶん殴りたい」と思いながらコーヒーを飲んで自分をなだめている方がいたら、伝えたいです。
「あなたは一人じゃないし、十分に頑張っています」と。
このブログが、同じように不登校のお子さんの学習に悩む親御さんたちの、ほんの少しでも支えになれば嬉しいです。
▶「やらない」以前に、そもそも「わからない」から止まっている場合は、こちらの記事を参考にしてください。


