不登校でテストをノー勉で受けたら5時間かかった|親の考え方が変わった話

不登校でテストをノー勉で受けたら5時間かかった|親の考え方が変わった話 学習・勉強の進め方
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不登校になると、テストや勉強のことで悩む親は多いと思います。

「ノー勉だけど大丈夫?」「そもそもテストを受けていない」「内申はどうなるの?」「このままで平気なのかな」

うちもずっと不安でした。実際、うちの子は不登校になってから、ほとんどテスト勉強をしていません。

今回は、実際に家でテストを受けた時の話と、親として考え方が変わっていったことを書いてみます。


不登校でテストをノー勉のまま受けたらどうなる?

不登校でテストをノー勉のまま受けたらどうなる?

結論から言うと、ノー勉でもすぐ人生が終わるわけではありません。ただ、成績や内申への影響はありました。

大事なのは「テストを受けないこと=終わり」ではないということです。

うちの子の場合も、学校でテストを受けること自体が難しい状態でしたが、学校側が対応してくれて、家でテストを受ける形になりました。


不登校でテストを受けない場合、学校はどう対応する?

学校によって対応はかなり違いますが、主な例としては以下のようなものがあります。

  • 別室での受験(保健室や相談室など)
  • 後日受験(落ち着いてから日程を調整する)
  • 家庭での実施(テストを持ち帰って自宅で解く)
  • 提出物も含めて評価(テスト以外の課題で補う)

うちは学校からテストをもらい、家で解く形でした。

まずは担任や学校に相談してみることをおすすめします。意外と柔軟に対応してもらえることもあります。


不登校でノー勉は珍しくない

不登校になると、生活リズムや気持ちの安定を優先する時期があります。

そのため、「テスト前だから勉強しよう」という気持ちになれない子も少なくありません。

うちもそうでした。テスト前だけ急に頑張る、という感じではなく、勉強への気力そのものがかなり落ちていました。

親としても「勉強しなさい」より、まず生活を立て直すことで精一杯だった時期があります。ノー勉であることを責めても、状況はなかなか変わりませんでした。


実際に家でテストを受けたら5時間かかった

実際に家でテストを受けたら5時間かかった

それまでは、学校のプリントを一緒にやっていました。横について教えながら進めていくと、「結構わかってきたかな」と思える時期もあって。

それでテストを一人でやらせてみたんです。

学校なら50分で終わる量が、家では全部終わるまで5時間かかりました。

途中で止まったり、別のことを始めたり、ぼーっとしたり。AIに聞きながらやっていた部分もあったと思います。でも私は、それでいいと思っていました。むしろ、調べながらでも自分で進めようとしていたんだから。


5時間かかって、親の方が吹っ切れた

その時、私はふと思いました。

「あ、私がそばで教えてないと、一人ではこんなにかかるんだ」と。

一緒にやっていた時は「わかってきた」と思っていた。でもそれは、私がいたからだったんです。

そこで初めて、少し吹っ切れました。私が横について教え続けることはできない。「勉強しなさい」と言い続けても、たぶん親子で消耗するだけだな、と。

もちろん、勉強が大事じゃないとは思っていません。でも、「学校のやり方に戻すこと」だけを目標にするのは違う気がしました。

「このまま勉強しなくて将来どうなるんだろう」と不安になることもありました。実際に6年間向き合って感じたことは、こちらの記事にまとめています。
不登校で勉強しない子の将来はどうなる?親が知っておきたい現実と選択肢


ゲームや動画には集中できた

ゲームや動画には集中できた

不思議だったのが、勉強には向かえなくても、ゲームや動画にはかなり集中していたことです。

SwitchやPCゲームは、自分から調べたり、動画を見たり、設定を触ったりしていました。最近は動画編集にも興味を持っていて、自分で作ろうとしている時もあります。

それを見て、「完全に何もできないわけじゃないんだな」と思うようになりました。

そして、あの5時間のテストは、私の中でかなり大きな出来事でした。

正直、それまではどこかで「また学校へ戻れるかもしれない」と思っていた部分もあります。

でも、学校なら50分で終わるものに5時間かかる現実を見て、「もう“普通の学校スタイル”へ戻すことだけを目標にするのは違うのかもしれない」と感じました。

もちろん、学校へ戻る可能性を完全に諦めたわけではありません。

ただ、この出来事をきっかけに、「学校へ戻すことを最優先にする考え」はかなり薄れました。

今は、「学校へ戻すこと」よりも、子どもが動ける場所や、興味を持てることを探す方が大事だと思っています。


ゲームからでも、一歩につながることはある

もちろん、ゲームばかりで不安になることもあります。

でも、不登校が長くなると、「外へ出る」「人と関わる」こと自体のハードルが高くなる場合があります。

うちも、しばらく人と会っていなかったので、新しい場所に行くこと自体がかなり負担そうでした。

それでも、ゲームや動画作りには興味がある。だから今は、その興味を入口にして、少しでも外につながる方法を探しています。

以前よりは「学校へ戻すこと」だけにこだわらなくなりました。

不登校で「好きなことしかしない」で大丈夫?7年見てきた親の正直な気持ち


まとめ|不登校のテストは「受けられたか」より「向き合えたか」

不登校のテストって、正直ぐちゃぐちゃです。集中も続かないし、普通のテスト時間なんて全然成立しません。

でも、うちにとっては「ちゃんと受けられたか」より、「少しでも向き合えたか」の方が大事でした。

あの5時間のテストをきっかけに、親の私の考え方はかなり変わった気がします。

今も正解はわかりません。それでも、「学校へ戻す」だけじゃなく、子どもが動ける場所を探していこうと思っています。

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